
1967年3月15日に発売され、レコード売上150万枚の同グループ最大のヒット曲となり、第9回日本レコード大賞を受賞をしています。また『第18回NHK紅白歌合戦』(1967年)の際の出場曲で、グループとして2回目の出場曲でもありました。橋本淳作詞、井上忠夫作曲、森岡賢一郎編曲によるものです。
この曲はもともと、作曲者の井上忠夫が木の実ナナに提供する作品を書いているうちに出来たものです。カナダのレイクルイーズホテルに宿泊中作曲しました。その後むしろ男性が歌うべきと考え、ブルー・コメッツの作品として発表したといわれています。
ファとシを除いた「四七抜き(よなぬき)短音階」を基調とした日本風の曲であり、井上は発表当時「外国のリズムと日本のメロディーの新しい組み合わせを考えた」いいます。
しかし、それが、のちのちグループサウンズが歌謡曲的な曲に傾いていったということは、皮肉なことであり、作曲した井上忠夫は深く後悔していたということです。
発表前に関係者に聴かせたところ「この曲、何となく(童謡の)『月の沙漠』に似ている」と言われたともいわれています。しかし、目指すものと、ヒットするものは違うというのも現実です。
「バラ色の雲」「長い髪の少女」など、「売れ線」として歌謡曲調の作品をGSが歌わされるケースが増え、洋楽に傾倒した作品はますます影の薄いものとなりました。
そんな時代背景を持った曲です。