クラシック・ファンでなくとも知っている人が多いメロディですが、実は「カノンとジグ」というペアで構成されている曲だということを知る人は、意外にも少ないかも知れません。作曲者のヨハン・パッヘルベルはバロック期にドイツで活躍し、オルガンのための作品を多数残しました。「カノンとジグ」は3つのヴァイオリンと通奏低音(チェンバロ、チェロ、ファゴットなど)のために作曲されましたが、現在は弦楽合奏で演奏されることが多くなっています。