バッハのリュート組曲、1710年から1717年ころ書かれた作品とされています。長い期間に渡って筆を加えながら完成させたようです。バッハの遺品の中にリュートもあったことから、バッハ自身が演奏しながら作り、加筆をして完成していったのではないかという説もあります。
--演奏アドバイス--
難易度は、中級クラス。全編を通して対位法で綴られた高音と低音のメロディ。技術的には、愛のロマンス(禁じられた遊びテーマ曲)が弾ける方なら練習出来ます。
バッハらしく淀みなく音楽を綴るにはしっかりと暗譜して最後まで弾き切れるようにしましょう。組曲の中では、中庸の早さ(調子の良いテンポ)で演奏されますが、この曲のみ演奏するのであれば、ゆっくり演奏してよいと思います。
上声部のメロディーを追いかけて下声部のメロディが追いかけてくるようなところは飛び出さずに、上声部のメロディの邪魔をしないようにスタートします。
PDFファイル A4:4ページ
タブ譜付き楽譜:2ページ
タブ譜なし楽譜:2ページ
参考演奏動画:3:05
動画は、曲集付属CD音源、フリー素材の写真スライドショー
「タブ譜で弾くギターソロ曲集 上級編4」の掲載曲
https://guitar-mugen.com/htab_j4.html
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