1977年「あんたのバラード」でデビューした世良公則&ツイストは、ロックのメジャー化への貢献度が非常に高い。世良公則の強烈なヴォーカリストとしての個性が突出したバンドだが、「銃爪」以外にもストレートでポップなロックン・ロールを聞かせてくれる曲を多数世に出している。その代表的な作品としては、「宿無し」「SOPPO」「燃えろいい女」などがあげられるだろう。1981年解散。(日本のロック黎明期の名曲を多数収録したバンド・スコア集『ロック・クラシックス・ジャパン(70 年代編)』より)