定時制高校の学生5人と女子高生が織りなす、強いメッセージを持ったミュージカルの中で歌われた曲ですが、歌だけが独り歩きをしている代表的なケースかもしれないです。1コーラスしかない中に、多感な世代の若者の苦悩や、ロマンス、壮大な夜空の一点に輝く星、さまざまな物語をぎゅっと凝縮したようなアレンジを目指しました。全体にインテンポで演奏する必要はなく、語りかけるように、時には自らに問いかけるような、つぶやくような弾き方で、優しく語りかけて欲しいです。昭和37年に発表された歌ですが、心に響くもの、感動を呼び起こす名作は、時代を超えて語り継がれていくのかもしれませんね。