1976年に発売された荒井由実のラストシングル。壮大な別れのバラードで、終わりを諦観したような歌詞が秀逸な1曲です。パイプオルガンが用いられるなど、どこかブリティッシュロックの雰囲気を感じさせる楽曲で、これまでに椎名林檎、エレファントカシマシといったロック系のアーティストたちがカバーしています。実はこの曲、もともと「マホガニーの部屋」という別の作品でした。後年、歌詞は書き換えられますが、作曲した当時、ユーミンはなんと14歳! 天才中学生が生み出した名曲をドラマチックに奏でてみましょう。