ハープと弦楽器のみで演奏される、後期ロマン派の大作曲家グスタフ・マーラーの人気曲。イタリア映画の巨匠ルキーノ・ヴィスコンティが、至高の美少年に魅せられた老曲家の苦悶と恍惚を描いた1971年公開の映画『ベニスに死す』でメインテーマとして使用され、世界中でマーラーの大ブームが起きました。今回は、演奏時間10分を超える原曲から、前半部分と最後を合体させた短いバージョンのアレンジをお届けします。