生涯をウィンナーワルツの作曲に捧げ、“ワルツ王”と呼ばれたヨハン・シュトラウスⅡ世。「春の声」は1882年、シュトラウスがある晩餐会でリストと女主人のピアノ即興演奏を聴き、そのメロディをもとにまとめ上げたものとされています。明るく軽快な曲想が、うきうきと楽しい気分にさせてくれます。