全19曲からなる「ハンガリー狂詩曲」は、リストがハンガリーの舞曲など民族的要素を取り入れて作曲したもの。とりわけこの第2番が有名で、メランコリックなイントロの後、哀切漂う舞曲へと移り変わります。さらに後半のテンポの速い賑やかな「フリスカ」は、熱狂的な興奮へといざないます。