パスカル・マルキーナが1934年に作曲した“パソ・ドブレ”の代表作。このパソ・ドブレとはスパニッシュ・ボレロと同様にスペインの代表的な舞曲で、闘牛場の行進曲として用いられます。「エスパーニャ・カーニ」は、ジプシーと闘牛を表現したもので、激しくも華やかな曲です。この連弾譜は、プリモ=旋律(初級者向け)、セコンド=伴奏(中級者向け)となっています。