ライヴ、演奏会、練習に役立つソロ・ギター名曲集『クラシック・ギターのしらべ』より。この曲はサンスが5弦ギターのために作曲したものを、プジョールが6弦ギター用にアレンジしたものです。各声部のメロディを意識し、バランス良く調和するよう心掛けながら弾きます。2小節目のトリルは、スラーの打音をしっかり出すと、次への繋ぎがスムーズになります。16小節目3拍目からのフレーズでは、入口は右手を少し移動させ、ソフトな音で弾きます。25小節目からの1弦のスラーは無駄な動きをなくし正確に。最後に出てくる低音のメロディは、重々しく響かせるように弾きましょう。