1831年、ショパンが20歳のときの作品で、弟子のひとりであるローラ・オースフォール嬢に捧げられました。次から次へと魅惑的な旋律があふれ、きらびやかに着飾った紳士淑女がサロンに集い踊りに興じることを狙って作曲されたかのような舞踏曲です。バレエ『レ・シルフィード』やグラズノフの組曲『ショピアーナ』にも登場する、オーケストラ向きのスケールの大きさを持ち、その名のとおり、彼のワルツの中でもっとも華やかな作品です。この連弾譜は、プリモ=旋律(初級者向け)、セコンド=伴奏(中級者向け)となっています。