1950年にエディット・ピアフにより録音され、世界的に親しまれているシャンソンの不朽の名曲。国外、国内において、多くの歌手にカバーされています。【A】からは始まるメロディーは、少し抑えた音量で穏やかに始めましょう。テンポ指定が入っていますが、基本的にテンポは自由に揺らしてかまいません。指定はあくまで目安と考えてください。特に、【C】の短調の部分では、感情の動きに沿って緩急を大きくつけましょう。【G】からは、半音上の調に転調します。ここからエンディングに向かって輝かしく盛り上がって行きますので、音量を上げ、右手のオクターブをしっかりとらえてください。最後は、フォルテのまま弾き切っても、静かに減衰しても、どちらでも良いと思います。