ガヴォットは17・18世紀のフランス舞曲で、アウフタクトで始まるリズムの特色を持つ、4分の4拍子または2分の2拍子の曲です。
このリュリのガヴォットはクラブサンのために作られた曲ですが、ヴァイオリンの曲としても有名です。
この曲のオリジナルがヴァイオリンなのかこのクラブサン曲なのかは定かではありませんが、ヴァイオリン曲として特に有名なことから、この楽譜ではヴァイオリンの弓のストロークをイメージしたフレージング、アーティキュレーションを取り入れることにしました。
そのためこの楽譜にはペダルマークも記入してあります(クラブサン曲ではペダルを入れないという考え方もありますが)。
ただしペダルの踏み替えを多くして、長く踏みすぎないように気をつけましょう。