オカリナ四重奏 文京播磨 (茨木 智博) / 中級

茨木智博作曲によるオカリナ四重奏のためのオリジナル作品です。

東京都文京区のとある場所にそのむかし播磨守のお屋敷があったことから「播磨坂」と呼ばれる桜の名所があります。

現在色々な仕事で西播磨にあたる地域に縁深い私としてはそんな坂との繋がりも感じてこのタイトルを考えました。
曲全体としては播磨坂だけではなく文京区そのものに流れる歴史と人々のエネルギーを感じる空気が漂っています。

オカリナ四重奏
1st Ocarina →AC（アルトC管）
2nd Ocarina→AC
3rd Ocarina→AF（アルトF管）or AG（アルトG管）
4th Ocarina→BC（バスC管）

という編成でのアンサンブルになっています。3rdはAFでもAGでも演奏可能ですので両方の移調譜が付属しています。演奏のしやすさとしてはAFを推奨します。

スコアと各パート譜のセットになっておりスコアは実音表記（F管のパートも実際に鳴る音による記譜）で、パート譜はそれぞれの楽器に対応した移調譜（指譜とも言われる表記法）で書かれています。

オカリナ四重奏のコンサートを企画した時に最初からこの編成を前提とした曲を作ってみようと思い立ってできた曲です。何度かコンサートで演奏していますがそれ以外の編成では演奏することが無いので聴いていただく機会も少ない曲です。

YouTubeへ茨木自身の演奏による多重録音動画もございますので参考にしてみてください。