「ソナチネ」は、三楽章構成になっていますが、特に「第二楽章メヌエット」は、ラヴェルの楽曲の中でも親しみ易く人気のある作品であり、現在でもテレビCM等に使われています。
実際に弾いてみると、可愛らしいメロディとは裏腹に、印象派・象徴主義を代表する様な繊細な和音の衝突や旋法的な動きが多く見られ、決して簡単とは言えません。
今回は、ほぼ原曲どおりにアレンジしてありますが、ところどころ押さえ方を簡略化したり、音の響きが際立つように意識しました。 ゆっくりしたテンポから挑戦してみて下さい。