「レッド・クリフ」はジョン・ウー(呉宇森)監督が三国志の中の赤壁の戦いを描いた映画であり、Part I、Part IIの2作が続けて公開になり、三国志ファン以外をも巻き込んだ大きな興奮を巻き起こした作品です。日本では金城武、中村獅童が大役に抜擢された事も話題となりました。ここではPart I,IIのそれぞれの主題歌を二胡,ヴァイオリン,フルート,トロンボーンの四重奏のためのメドレーとしてまとめてみました。作曲は劇中曲も担当した岩代太郎で主題歌とは思えない重厚さに溢れ、そこに中国出身の歌手Alanが時に流れるように、時に力強く歌い、情熱的なドラマを作っています。
原典版では、4人各パートにフレーズを持たせ、それらを編み込む事で重層感と全員で歌う事による熱量で、原曲の持つ意思の強さが表現できたらと思いアレンジしました。各パートの動きにも着目していただければ嬉しいです。