今回は雲をも掴む民から「ビタースイート」をライブUNFADED版で採譜しました。
まずはイントロですが、パワーコードなのでフレーズとしては簡単ですがリズムが少し特殊なので慣れるまでは弾きづらく感じるかもしれません。
メトロノームを使ってゆっくりとしたテンポから練習するとよいでしょう。
リフはオクターブ奏法で弾いていきますが、しっかりと休符を入れることでメリハリがついてかっこよさが引き立つでしょう。
Aメロはパワーコードと小技が入ってきます。ミュート、チョーキング、ピッキングハーモニクス、ビブラートと忙しいですが、一つ一つ丁寧に取り入れていくことで、音源のようなフレーズを再現できるかと思います。
フレーズ自体はシンプルなものばかりなので、少しずつ練習を重ねていきましょう。
Bメロはパワーコードとブラッシングのみなので、比較的簡単でしょうか。ブラッシングはしっかりとリズムをキープして弾くことが大切です。
サビはイントロと同じフレーズが続きます。この曲の主体となるフレーズなので、しっかりと練習しましょう。
Cメロは1弦と2弦を同時に弾いてい行きます。16分のフレーズなので始めのうちは難しく感じるかもしれませんが、まずは8分音符に分解してしっかりとフレーズを頭に叩き込みましょう。
その後、ゆっくりとしたテンポから徐々にテンポアップして弾いていくようにしましょう。
人差し指でセーハし、他の指で3弦4弦ををミュートして弾くのが見栄えがいいですが、少し難しいので、薬指と小指で押弦し、人差し指と中指で他弦をミュートする弾き方でもよいと思います。
ギターソロは最初にチョークアップの状態でピッキングを続けるフレーズが出てきます。この部分については最後まで音程が下がってしまわないように注意しましょう。
こういったランフレーズでは「ピッキング2回休符1回を5回繰り返す」ということを頭に入れて練習すると習得が早いです。
このソロもポルノのギター演奏にはよく出て来るフレーズばかりなので、たくさん練習してミスなく弾けるようになると他の曲でも活きてくると思います。
ビタースイートはポルノグラフィティの渋さが光るかっこいい曲なので、ぜひマスターしてください!
▽楽譜中の記号の説明▽
I:イントロ
R:ギターリフまたは間奏
S:サビ
A:Aメロ
B:Bメロ
C:Cメロ
G:ギターソロ
O:アウトロ
※必ずしもすべての記号が使われるわけではありません。