初級
バッハの人気のカンタータ140番『目覚めよと呼ぶ声あり』の全7曲のうちの第4曲 ”シオンは物見らの歌うの聞けり”より。原曲は弦3、テノール、通奏低音の編成ですが、初心者が演奏を楽しめる様に、3台のヴァイオリンとチェロの合奏用に改変しました。
バッハが後に、後世に残したいカンタータを集めたオルガン曲集の冒頭に置いた、これぞの一曲。もう一つの人気カンタータ147番(終曲は”主よ人の望みの喜びよ”として流布)に比べても、オブリガート(器楽伴奏)の旋律性に心惹かれます。
弦は一本の旋律で伴奏を奏で、テノールと通奏低音によって、コラールの第二詩節が歌われます。
シオン(信ずる者たちの群れ)は花婿イエスの到来をはっきりと知り、喜びを歌います。
期待に満ち足りた心、人にとって善きことは何か、大きく包み込むような旋律です。
商品構成 全11ページ
スコア 3ページ
パート譜(Vn.1〜Vn.3、チェロ) 8ページ