
アントン・ドヴォルザークはチェコの作曲家です。交響曲第9番『新世界より』は特に有名で、第2楽章「家路」は“遠き山に日は落ちて……”という歌でも親しまれています。19世紀のヨーロッパでは、各国の作曲家たちが自民族の民謡や舞曲などを作品に取り入れました。ドヴォルザークはそうした中でも、ひときわ優れた作品を残した天才でした。この曲は、アメリカ滞在3年目の1894年の夏にチェコに帰国した際、ピアノ曲集『8つのユーモレスク』の第7曲として書かれました。後にクライスラーがヴァイオリンとピアノのための曲として編曲し、より親しまれるようになりました。小品ですが彼らしい音楽性に溢れる曲です。原曲は半音低い変ト長調で書かれています。※この譜面はピアノ伴奏譜付きです。