20世紀フランス音楽の始まりにおける特異な作曲家とされているサティ。彼は生涯にわたり何ものにもとらわれない純粋で客観的な音楽的感性を追求し続けます。モンマルトルのキャバレーでピアニストとなった彼は、たくさんのシャンソンを作りました。この「ジュ・トゥ・ヴ」は1900年頃の作品で『喫茶店の音楽』という7曲のシャンソンの中のひとつ。“あなたの悩みが私にはよくわかるわ、愛しい人。だから、あなたの望み通り、あなたの“いい人”になってあげるわ“という内容で女心を歌ったものです。※この譜面はピアノ伴奏譜付きです。