現代音楽と呼ばれるものはなんとなく暗い響きがしてとっつきにくい印象があるかと思います。しかしそのような響きが現代音楽であるためのルールではないので、部分的に調整的だったり、古典的な構築法が垣間見られるようにしました。 随所に聞こえる特殊奏法があたかも当然そうであったかのようにするため、パッチワーク的な切り貼りで時間が進んでいきます。伝統的な金継の技法でiPhoneを直すような面白さを目指しました。 (對馬 樹)
※YouTubeチャンネル11分あたりからダイジェスト版を公開しています。