以前、僕が在籍していたバンド、AB'Sのライヴのときに、アカペラでやったことがあるんです。それ以来、ベースでやったらカッコいいだろうなと思ってたんですよ。開放弦をうまく使ってアレンジしてみました。注意するのはリズムですね。3拍子のリズムにうまくノるのが難しいかもしれません。チャッ・チャッ・チャッ/チャッ・チャッ・チャッというふうに各拍のアタマにアクセントをつけてしまうと、かえって流れが悪くなります。小節のアタマ以外にはアクセントをつけずに、全体がなめらかに流れるようにしてください。①:ここはポジション移動をスムーズにやらなければいけません。で、最初のポイントは1小節目に出てくる2弦開放のD音。このD音が途切れないように弾かなくてはいけません。ほかの指で触れてしまわないように充分注意しましょう。開放弦を挟んだこのような和音は、ほかの楽曲にも頻繁に出てくるので、機会があったら練習しとくといいと思います。それから次のポイントは2小節3拍目の和音です。この和音が次の小節への布石になってますので、しっかり発音したいですね。②:ここは徐々に盛り上がる部分。きちんと押弦してください。③:ここも押弦が難しい部分。前後のつながりから運指を考えてみてください。3弦17フレットのルート音、Dをしっかり伸ばすように。④:これはエンディングです。3弦でのベース音をしっかり出しながら、終わりに向かってていねいに弾いてください。