モーツァルト(1756-1791)の最晩年1791の傑作。オリジナルは四部合唱と弦楽四部のために書かれています。 妻コンスタンツェがバーデンでの療養のおり世話になった合唱指揮者アントン・シュトルのために書かれました。 わずかに46小節(この編曲では最初の2小節を省略しました)の曲ですが、その冴え渡った転調の技法たるやさすがに天才。 弾いていると空間が曲がるような錯覚を覚えます。