エンリケ・グラナドス(Enrique Granados)作曲「捧げる言葉」です。巨匠ジュリアン・ブリームの演奏を参考に編曲しました。なお、筆者は聴いたことがありませんがシャロン・イスビンも演奏しているようです。
ピアノ原曲では後半リピートはないようですが、ブリーム氏の演奏に倣ってリピート指定としました。
[演奏アドバイス]
・旋律を丁寧に、ゆったりとレガートに繋げて弾きましょう。
・運指は時として音楽の流れ(フレージング)でもあります。7小節目のポジション移動は急がず、3指を4弦上に保持したまま呼吸しながらローポジションへ移動します。
・上から3段目の15小節は左4指(小指)を目一杯拡張して押さえます。旋律をレガートに繋げることを重視した運指ですが、もし左指が届かない場合は5弦ド#=3、1弦ソ=2、3弦ラ=1、2弦ミ=4で代用することができます。
・一番下の段の23小節目・後半部分は2(中指)と3(薬指)が逆指(Contradict.)になります。ソ〜ファ#〜(次の小節頭の)レまでを中指でレガートに繋げます。
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