
譜読みがラクになる記譜法color5による出版第19弾は、サティの「3つのサラバンド」(1887)です。歴史的に重要な作品ですが、臨時記号が多く弾きづらい作品。それをcolor5が解決いたしました。
1911年、当時新進気鋭の作曲家として人気を博していたラヴェルが、この作品の第2曲と「ジムノペティ」を弾いたことがきっかけで、サティは世に知れ渡ることとなりました。独特の和声進行が当時の作曲家や聴衆達を驚かせた作品です。
しかし、このサラバンドは臨時記号が多いため譜読みがたいへんやっかいです。特に第1,3曲のダブル♭の嵐には誰しも悩まされます。それらをcolor5が色によってスッキリとした譜面に変えました。さらに、2025年改訂新版では、重変ロ調をイ調に書き換えるなどした譜読み用Ossiaを併置。
<5分で修得出来るcolor5記譜法の特徴>
(1)全ての音符に♯♭を示す色を付与(例:♯=赤、♭=青、ダブル♯=橙、ダブル♭=水色)
(2)音の高さと大譜表上の音符の高さを1対1に対応
(1)により臨時記号の省略が無くなったため、譜読みがラクになっています。
また、(2)により、運指の決定が容易くなり、音楽の把握も早くなります。場合に応じて三段譜を利用し、加線も極力増やさないように努めております。
なお、左右の手の割り振りは、指使い番号の上下により表現しております。音符の上に数字があれば右手を想定。
また、サラベール版を底本にしましたが、この底本にあった誤りは注釈を入れて修正しました。
サティ自身の気まぐれのような指示はそのまま残しております。