辺境を守る名も無き兵士の哀切な心情を詩う王翰の「涼州詞」より題をとった、鳴尾牧子の二胡オリジナル曲。西域の玉より作る夜光杯は、葡萄酒を注ぎ月にかざすと淡く光って見えることからその名がついたと言う。
葡萄の美酒 夜光の杯 飲まんと欲すれば 琵琶馬上に催す。 酔うて沙場に臥すとも 君笑うこと莫れ 古来征戦 幾人か回る