カンツォーネ・ナポレターナの中の名曲「パッシォーネ」
作詞:リベロ・ボヴィオ
作曲:エルネスト・タリアフェッリ&ニコラ・ヴァレンテ
Passione には、「情熱」「熱愛」「苦悶」などの他に「キリストの受難」の意もありますが、信心深い南イタリアの人々は、自分の人生が苦悩にさいなまれたとき、人間全ての罪と苦悩を十字架とともに背負いゴルゴタの丘まで歩いたイエス・キリストの歩みを照らし合わせ、救いを求めたのかもしれません。
そんなイメージを歌詞の中から勝手に妄想し、恋の苦しみにさすらい、また祈る様子を私なりにピアノ伴奏部分で表してみました。
意外に、導入部は激しく、リフレイン部分は甘く、仕上がった感じです。
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