ビゼー作曲の組曲「アルルの女」におさめられている「ファランドール」をピアノとエレクトーンのアンサンブルでまとめました。
曲冒頭は、ファンファーレのように奏でられるテーマをそれぞれのパートが追いかけるように提示します。
その後SEQに組まれたリズムに合わせ、軽快かつ華やかに冒頭のテーマが近親調へ転調しながら変化していきます。そのピアノとエレクトーンのやり取りをつなぎながら、後半はそれまでに出てきた絡み合う二つのテーマが迫力ある盛り上がりをみせてくれます。
ピアノ曲ではありませんので、ピアノはアンサンブルの1パートとしてエレクトーンとの全体のサウンドを意識して弾いて下さい。
エレクトーンはクラシックであってもSEQの入ったリズムに合わせて弾くため、そのリズムも自らが奏でているかのようによく聞き全体のサウンドを整えるように注意しましょう。
発表会やコンサートで華やかなプログラムとしてお楽しみいただけます。