
■編成:サックス四重奏(Soprano×1、Alto×1、Tenor×1、Baritone×1)
■演奏時間:約4分30秒
■最高音
Soprano…上第二線ド♯
Alto…上第三間レ♯
Tenor…上第一線ラ
Baritone…上第三間レ♯
■最低音
Soprano…下第二間シ
Alto…下第一間レ♯
Tenor…下第二間シ
Baritone…下第二間シ
■曲目説明
作曲者のマーク・サマー(Mark Summer)は1958年カリフォルニア生まれのチェロ奏者です。
弓を使ったジャズやフィドルのフレージングを組み合わせた、パーカッシヴな特殊奏法とピチカートの驚異的なテクニックで世界中に知られています。
この「Julie-O」はもともとは無伴奏チェロ独奏のために書かれた作品で、まさに作曲者の得意とする技巧を多分に盛り込まれています。
後にチェロ二重奏のバージョンも作成されました。
■演奏のポイント
・楽譜には「like arco」と「like pizz.」が記載されています。演奏の際のイメージとして留意してください。
・「Like the stringed instrument "sul ponticello"」は、弦楽器の特殊奏法の「sul ponticello(駒の近くを弾いてギコギコとした音色を出す)」をイメージしたうえで音色を近づけてみてください。