
-ギターカルテットの為の「如水」(2015~2023)
I. 森の溢れる泉 <Gushing Spring in a Serene Wood>
II. 内なる雨音 <Inner Echoes of the Falling Rain>
III. 海への奔流 <Gathering Flow into the Ocean>
この曲は私が指導していた一橋・津田塾・東京農工大学ギター部の第50回定期演奏会の委嘱作品として書き上げられました。
一橋大学のOB・OG会の名前が「如水会」という事もありギター部の部員を森の奥の水の誕生から(クラブデビューから)海に(社会に)流れ込むまでを音楽にしました。当初私もさほど合奏曲が書き慣れていない部分もあり、難しい部分もありましたが、自作展の演奏会の為に全楽章見直してギター4重奏用にまとめました。
ちなみに如水は、「君子の交わりは淡きこと水の如し」で、渋沢栄一が礼記から参考にしたそうです(如水会のサイトの解説より引用)。
〇1楽章
森の溢れる泉
水の誕生である森の泉から昏々と湧き出るイメージとその背景の自然の森の描写。
途中、空が荒れたり、森に自然が猛威を振るったりする事もあるが、また穏やかな泉に戻って曲は閉じる。
(ギター部員のクラブ当初の1年生の戸惑いと初々しさのイメージ)