
この曲は2015年の東京ギターカルテットで現代ギターのGGサロンで行われたコンサートのアンコールで演奏する為に作曲して、このコンサートで一度だけ演奏した珍しい曲です。当時ミニマル・ミュージックを一度書いて見たくて、ギター4重奏をこの形式で一度書き上げ、その後に全ての声部を分解して各パートに配置。ステレオグラム的にあちこちから聞こえてくるメロディの端切れが少しずつ繋がって、少しずつ音楽が見えてくる趣向で書き上げました。この曲も佐藤弘和氏の勧めで書き上げましたが、同じ年のこの直ぐ後に初めてのギター合奏曲「如水」を書いています。その意味でも私の初めてのギター4重奏曲です。タイトルは今回浄書するときに新たに付け加えた物で、当初はスペイン語で「Apareder y Desaparecer」(出現と消失)という題名でした。
スコア・パート譜・運指付。