
映画「溺れるナイフ」より「コウを追いかけて」をサックスアンサンブル(四重奏)にアレンジしました。
🎵編成
Soprano sax
Alt sax
Tenor sax
Baritone sax
ピアノ版のサウンドトラックを聴きサックスでも表現できる!と思い今回アレンジをしました。
途中マルセル・ミュールのエチュードに出てきそうなフレーズがあったりと指回しが多いです。
ラヴェルの「クープランの墓」のようにサックスでもピアノのアルペジオを美しく表現できるので、是非チャレンジしてください。
作成後、実際に楽器で演奏してみましたところ無理ないフィンガリングだと思います。
〈アレンジ内容〉
A…アルトサックスが根っこの部分を表現していますのでテナーは根っこの下を、ソプラノはその上を乗っかるように演奏してください。細かく強弱を入れていますがテンポが早いのでうまく表現できるようにダイナミクスをつけてください。 バリトンサックスは土台となる部分と2小節目、4拍目のドソの処理をうまく流れに乗って音の処理をしてください。
B…4分音符は2拍3連のになりますのでテンポが緩む可能性がありますので、アルトやソプラノの動きで緩めたテンポを戻していただけたらと思います。
C…テンポがスローになる部分。低音がフェルマータで伸ばしていますので、高音のハーモニーはそっと優しく鳴らしていただけたらと思います。
D…Cのスローから唐突に場面が展開します。1拍目に強烈なアクセントを入れるとかっこよく決まると思います。高揚感が増してくると思いますが後半はAと似たフレーズになりますのでテンポを早くした分難しくなるかもしれませんので注意してくださいね。