
アクセスして頂きありがとうございます。冬の余韻を残す冷たい風と、春の柔らかい日差しが印象的な街並みの情景を描いたピアノ小品です。
【演奏について】
優しく柔らかく演奏したい楽曲です。3度の重音が連続する箇所は弾き方次第で、印象が大きく変わるかもしれません。金属音やピアノ内部のハンマー音を抑えたい場合、一つの方法としては、鍵盤を最後まで押し込んでしっかり響かせようとするのではなく、ある程度押し込んだところで指を浮かせることが考えられます。ふわふわと指を移動させていくイメージで演奏するといいでしょう。
構成は、「A1」→「B1」→「A2」の3部形式ですが、「A2」では、どのように表情をつけるか、さまざまなケースが考えられるので、試行錯誤してみてください。テンポを速めたり、クレシェンドしたくなるような箇所も複数ありますが、すべての感情を発散させるのか、感情の重心を決めてそれ以外の箇所は理性的に抑えるか、演奏者の価値観・楽曲全体のバランス・演奏の場の雰囲気や流れなど、さまざまな要素を考慮して判断するといいかもしれません。