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5度や3度などの共鳴しやすい音だけではなく、4度・7度・9度といった音程関係の響きが美しい楽曲です。また、和音の響きだけでなく、主旋律や副旋律が作る音の文脈が楽曲全体の美しさを支えています。
演奏について、技術的な面では、10度の和音を連続で弾かなければいけない箇所などがあり、手の大きさから演奏が困難な場合も考えられますが、テンポはゆっくりとしているため、分散和音にしたり、密集系の和音に変えたりするなどの方策があるので、弾きやすいように試行錯誤してみてください。
ペダリングについては、演奏者の判断に任せますが、原曲の雰囲気を大切にする上で、ペダリングが重要な箇所についてのみ、指示記号を記載しています。