
バッハの「イタリア協奏曲」BWV 971は、1735年に作曲され、「クラヴィーア練習曲第2巻」の一部として出版されました。活気あふれる旋律、華麗なパッセージ、そして音色の対比に特徴づけられたイタリア様式へのオマージュです。バッハはイタリアのソロ協奏曲の原理(ソロパートがオーケストラと対比される形式)をチェンバロに移し替えましたが、これは当時としてはまったく新しい作曲手法でした。
ここではクラリネット四重奏編曲(3本のB♭クラリネット&バスクラリネット )で、作品が表現豊かに情熱的に蘇ります。クラリネットの温かみのある音色と卓越した表現力により、原曲のダイナミックな対比と華麗な旋律がまったく新しい光を浴びます。