
1970年2月に映画のヒットの後に作られたようです。作曲は山本直純さんです。
『男はつらいよ』は最初、1960年代半ばから、鶴田浩二や高倉健、池部良らを主役脇役に据えて発展させた東映「ヤクザ映画」のパロディとして企画されたそうです。そういえば、当時は東映だけでなく、日活をはじめどこも、映画斜陽の対策なのか、やくざ映画ばかりがはびこっていました。当時、この傾向を憂う世論もありました。そんな背景も影響していたのかもしれません。
また、このシリーズの名コンビとして長らく愛された渥美清、倍賞千恵子は、この映画を監督した山田洋次監督が撮った『遥かなる山の呼び声』に出演し、共演はこの延長線上にもありました。
この映画のベースは、1968年(昭和43年) - 1969年(昭和44年)に、フジテレビが制作・放送したテレビドラマがあります。私も見ていましたが、あまり見たことのないテイストのドラマと、渥美清の演技にとりこになったのを覚えています。
また、昔のバス旅行などでは、決まってこの『男はつらいよ』がビデオで車内に流れていたことも全世代に人気があったことを物語っています。
残念ながら、渥美の死去により、1995年(平成7年)に公開された第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』をもって幕を閉じました。
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