尺八古典本曲の中でも屈指の名曲の一つである「鹿の遠音」。通常であれば壱越調の曲を連管(二人による合奏)であるが、一人が壱越調の通常の「鹿の遠音」に合わせ、もう一人が曙調の「曙鹿の遠音」を吹き合わせることで、また一風変わった曲となる。