尺八古典本曲、巣籠り地・砧地の一種。琴古流の本曲で、裏組みの一曲。前吹きとして芦の調と雁音柱の曲を吹くと云われている。曲の出自は不明で、3代目琴古の作だと云われている(2代目琴古というものもある)。砧鶴巣籠と書かれる場合もある。
曲調は曙調子。一閑流にはなし。(稽古でここまで辿り着く人が少ない)裏組最後の曲であり、曙調子の曲でもあるためか、他の琴古流本曲よりも昔の雰囲気を色濃く残している。
http://shakuhachi-genkai.com/analysis/analysis02-kinutasugomori.html