尺八古典本曲。琴古流本曲で表組の1曲。 伊豆の修善寺に近い、瀧源寺(ロウゲンジ)にて住職が作曲したとも、北条早雲の息子、北条幻庵が作曲したとも伝説がある。瀧源寺には、旭滝と呼ばれる大きな滝があり、何段にも落ちていく様は、曲のイメージと符合するような気がする。現在の曲は、一月寺(イチガツジ)あるいは普大寺(フダイジ)伝といわれている。
http://shakuhachi-genkai.com/analysis/analysis04-takioti.html