King Gnuの2ndアルバム『Sympa』に収録の楽曲。印象的なピアノのイントロや間奏などは手を加えず、基本的には原曲を限りなく忠実に再現する内容になっています。[A]2小節目、6小節目の右手にあるような、メロディの音域に潜り込むように登場する伴奏の片鱗は極弱い音で演奏しましょう。他の箇所にも様々な形でそういった扱い方の和音が登場するので、同様の考え方で音量に気配りをしながら、あくまでメロディが際立って聞こえるように、サウンド全体を立体的に仕上げてみましょう。[F]は、歌詞の持つ“優しさ”とは裏腹に、少しだけ攻撃的なリズムの追い込みの後、美しい転調で緊張感をピークまで引っ張り上げていき、静かに終わります。エンディングに入る際、メロディの1音だけはフォルテシモのまま、それ以外の音はメゾフォルテで表現しましょう。