茨木智博アレンジによるオカリナアンサンブルシリーズです。
オードリー・ヘプバーンが劇中で歌ったところから大人気となり、現在はスタンダードナンバーとして様々なジャンルでもカバーされている名曲です。1オクターブ+1音という限られた音域によるメロディですが、その親しみやすさと美しさにより多くの人に愛されています。
今回のアレンジでは最初はしっとりと美しいメロディとハーモニーを味わうように演奏し、途中からはテンポが上がりリズムもSwingに変わります。ここからはジャズのスタンダードナンバーとしてのムーンリバーの登場です。オカリナ三人のみの編成ですがグルーヴを感じて雰囲気を出していきましょう。
練習番号CとDは1stオカリナのアドリブソロとなります。小さい音符でソロの1例を記していますが、これを元にアレンジをするのも良いですし、全く別のアドリブソロとして演奏していただいて問題ありません。自由に演奏してください。
オカリナ三重奏
1st Ocarina →AC(アルトC管)
2nd Ocarina→AG(アルトG管) or AF(アルトF管)
3rd Ocarina→BC(バスC管)
という編成でのアンサンブルになっています。2ndはAGの方が演奏しやすいと思いますがAFでも演奏可能です。
スコアと各パート譜のセットになっておりスコアは実音表記(F管のパートも実際に鳴る音による記譜)で、パート譜はそれぞれの楽器に対応した移調譜(指譜とも言われる表記法)で書かれています。
YouTubeに茨木自身の演奏による多重録音動画もございますので参考にしてみてください。