バロック時代に活躍し、合奏協奏曲というジャンルを確立させたコレルリの代表曲。合奏協奏曲集作品6の第8番であるが、終楽章のパストラーレが“キリスト降誕の夜のために”と書かれているためにクリスマス協奏曲の愛称で呼ばれる。合奏協奏曲が独奏群と合奏の対比を軸とした音楽であり、アンサンブルとして非常に生き生きしているため、元の弦楽合奏から他の編成にもできないかと考え、木管八重奏にしてみました。木管ならではの音色の違いを楽しんでいただければ。
編成は2Fl,2Ob,2Cl,2Fg。