
生命は意外と簡単に消えてしまう。
この世の中で何が人を追い込むのか。そして他の誰かの一人である私はなぜ生命ひとつさえ守ることが出来ないのかと心をいためる。
癒えることのなかったそれ以上のいたみに心から哀悼の意を捧げ、いつか安らかに鎮まらんことを祈ります。
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この作品は2020年2月18日から書き始められました。その日の朝、神奈川県横浜市瀬谷区の駅で自ら命を絶ってしまった方に捧げたものです。
そしてそののちも、不本意にも断たれてしまうすべての命の鎮魂の曲となることを心より祈ります。
どんな命も無くなって良いなんてことは許されない。多くの人々が多くの人々と支え合いながら生きていかねばなりません。
私はオレンジリボン活動に賛同しています。このマークは児童虐待の防止運動およびそれを支持する証です。これは一例ですが、こういったことに心を向けてくださる方が増えていくことを切に願います。
2020年11月29日加筆
《有料の催事で演奏する場合は必ずご申告ください》