演奏について:スコアはPart. I: Oboe, Part. II Bb Clarinet, Part. III. Bassoonの音域で記譜しています(一部のパート譜は読みやすさを考慮して、スコアより1オクターヴ高く、あるいは低く記譜しています)。楽器の組み合わせなど、必要に応じてパート譜からオクターヴ上げる、または下げて演奏してください。また、楽器によって音域的に演奏がきつい場合も、部分的にオクターヴの上げ下げをしても構いません(金管バンドではTrombone, Euphonium, Tubaなどにおいてト音記号のin Bb表記の楽譜が多いので、普段そういった楽譜を読み慣れている場合はBb Instrumentの楽譜を使うと良い)。速度標語のメトロノーム記号はあくまで目安なので、実際の演奏速度は奏者の判断に委ねます。また、譜面に記載のない、自然発生的なアゴーギグの変化(rit.など)も歓迎されます。第四楽章「パッサカリア」はテンポが頻繁に変わる為、他三曲と比べて演奏が難しいかと思います。スクールバンドなどで顧問の先生や指導者の先生方がおられる場合は、手拍子を取ってもらう、あるいは指揮を振って頂く、という練習方法も有効かと思います。また、テンポの変わり目で適宜演奏を一旦止めても良いかと思います。カッコ書きの音符または休符: Breath point, カッコ書きの小玉: ossia(小國 晃一郎)