
ブラスバンドでお馴染の行進曲ですが、ピアノ界では巨匠ホロヴィッツの超絶技巧を駆使した編曲と演奏が有名です。その録音をもとに、連弾ならではの華やかさと手が交叉する奏法などが楽しめる編曲に仕上げました。見やすいように4/4拍子で書きましたが、原曲通りの2拍子の拍感で演奏してください。[D]のテンポは少し前向きですが、9、10小節目のセコンド右手は早く準備しすぎないように。11小節目はプリモの手を上に、セコンドは下に。[E]のプリモはピッコロのイメージで。[F]はプリモの箇所で音量を落とすと、よりダイナミックな演奏になります。[G]のプリモのトリルが難しい場合は[E]のように3連符で弾いても構いません。ペダルは長くの伸ばして欲しい箇所や、セコンドに音が無くても踏んで欲しい箇所のみ記入しました。