この曲は 歌人・北見志保子が詠んだ和歌2首に、平井康三郎が曲を付け、昭和10年(1935)に発表された日本歌曲です。
北見志保子が古都・奈良の磐之媛陵を訪れた際に、磐之媛命が仁徳天皇への心情をイメージして詠んだ歌とのことです。
4分の4拍子に、和歌の五七調リズムが自然に乗る旋律です。
八本調子で、指番号どおりに演奏するとこの楽譜の音になります。 他の調子の笛で指番号どおり演奏すれば、その調子のキーに移調することになります。
リンクの動画は、この楽譜を使っての講習の模様です。