ジェローム・カーンのジャズ・スタンダードをブラジルの名ギタリスト、
故・バーデン・パウエルがトリオで演奏していたものをソロギター用に編曲した。
クラシック・ギターの基礎とリズム感が必要で、中級以上の腕がないと弾きこなせない
かも知れないが、是非挑戦してみる価値はあると思う。
全体としては変奏曲形式になっていて、かくパート非常に「味わい深い内容」
になっている。
後半からはバーデン奏法と言うべきミュートを使ったコードワークが出てくる。
そしてクライマックスの終曲への流れの凄いのなんのって!
バーデンはギターとドラムス、ベースのトリオで演奏していたが、ベースの部分を
ギターソロとして補う形で編曲してみた。
これは、もう十分ギターソロとして通用すると私は思っている。