茨木智博アレンジによるオカリナアンサンブルシリーズです。
ブラームスの非常に人気の高い作品。オーケストラのコンサートでアンコールなどで演奏されることも多いですが元々はピアノ連弾のために書かれました。
ハンガリーのジプシー音楽に基づいて作られており、激しいテンポの変化が特徴的です。
情熱的なメロディをしっかりと歌い上げながらアンサンブルでの自由なテンポの揺れ動きを表現してみてください。
途中のゆっくりになる場面ではクレッシェンドが頻繁に出てきます。オカリナの演奏ではあまり大きく音量を変化させることができないので難しいポイントですが音量だけではなくビブラートやタイミングなども工夫して表現してください。
オカリナ四重奏
1st Ocarina →AC(アルトC管)
2nd Ocarina→AF(アルトF管)
3rd Ocarina→AF・SC(ソプラノC管)
4th Ocarina→BC(バスC管)
という編成でのアンサンブルになっています。3rdが一時的にソプラノC管へ持ち替えます。
スコアと各パート譜のセットになっておりスコアは実音表記(F管のパートも実際に鳴る音による記譜)で、パート譜はそれぞれの楽器に対応した移調譜(指譜とも言われる表記法)で書かれています。