

1949年に発売された曲です。
作詞はサトウハチロー氏、作曲は古関裕而氏、藤山一郎氏の歌唱にて、大ヒットしました。
戦災を受けた全ての受難者に対する鎮魂歌であり、打ちひしがれた人々のために再起を願った曲とのことです。
朝の連続テレビ小説『エール』でもこの曲の誕生エピソードが描かれました。
この楽譜は原曲と同じキーで、使用篠笛(指穴表記)は六本調子です。
曲中転調することもあり、いずれの調でも無理なく演奏できるのは、六本調子の笛がかと思われます。
それでもいくつかの音でメリ音が出てきます。また転調前と転調後ろでメリ音が変わります。
工夫して音程をコントロールしながら旋律を歌わせていただければと思います。
後半転調した瞬間に、天から希望の光が差し込むようなイメージを持ってみることをお勧めします。